「レコーディング・ダイエット」の著者、岡田斗司夫によれば、「レコ・ダイ」開始から二ヵ月半くらいして来ると、簡単に消費できる内臓脂肪を燃やしたあとの体は、いよいよ残った皮下脂肪を消費されまいとして、脳にハッキングを仕掛けて来るというのである。
つまり、人間の記憶の深いところに眠る「飢えることの恐怖」から逃れるために、体はさまざまな手を使ってダイエットをやめさせようと妨害しにかかって来るというのである。
そのひとつに、この時期襲って来る猛烈な飢餓感がというのがあるらしい。
岡田いわく「75日目の変化」という時期がこれに相当するのであるよ。
ボクは岡田の本をきちんと読み込んででいたから、この現象はいつかは来るものだとは思っていたものの、先週の土曜日に、「レコ・ダイ」を開始してから本当に久しぶりに間食の誘惑に負けて、居間にあった柿ピーの小袋を開けて食べたあと、続けざまに近くにあったスナック菓子の袋も開けて半分一気に食べてしまったのだった。
続く日曜日にも間食はやまず、やっぱり居間に置いてあってそれまで手をつけなかったチョコレートを一気食いしたあと、外出先の某パーリーで出てきたベトナム産のドラゴンフルーツのドライフルーツまでもむさぼり食う始末なのだった。
おかしいなって思って、あとで日数をカウントして気がついたのは、その日曜日が、ちょうど「75日目の変化」の日に当たっていたのだ。
順調に減り続けていた体重は、そのせいで2、3日の間、また増加傾向を見せたのさ。
コワイね~。
というワケで、この日を境に朝食を、岡田が実行して効果的だったという
〝野菜ジュース+豆乳ジュースの2本ストロー同時吸い〟に切り替えることにしたのさ。
豆乳なんて飲んだのは30年ぶりくらいだろう。いや、むかし飲んだのに比べて格段にウマくなってるわ。
それに、口の中でブレンドされる
〝野菜ジュース+豆乳ジュースの2本ストロー同時吸い〟で得られる味は
ウマいのだ!!
カロリーは2つで190キロカロリー(トースト6枚切り1枚分だ)しかないのに、十分な満腹感が得られるから不思議だね。
どうやら、「75日目の変化」から1~2週間が正念場、胸突き八丁らしいよ。
これを凌げば、「レコ・ダイ」はリバウンドなしのフェイズに到達するらしいんだ。
4/9(水)から開始した「90日間レコーディング・ダイエット」も、きょうで78日目となり、スタート時74キロ台だった体重も、いまや66キロ台にまで到達した。
7/8(火)の90日目には、理想体重である63キロにどこまで肉薄できるかが課題だな。
OK、チャレンジを続けよう。
50歳になっても、人間はまだまだ変れるんだということを実証してみせるぜ。
うひひ。